システム創成学科 知能社会システムコース


2005年度 領域プロジェクト ならびに 卒業論文テーマ
(新井教授担当分)
募集人員: 領域プロジェクト 3名 卒論 4名
作業場所: 本郷工学部14号館 中心


新井への質問・連絡は, TEL: 03-5841-6457      E-mail: e-mail address

 新井 民夫教授 の研究室では,全部で3名を領域プロジェクト,4名を卒業論文で募集する.それぞれ4つずつテーマを示す.
●領域プロジェクト  4テーマ 各1名    研究室全体で3名
●卒業論文      4テーマ 各1名    研究室全体で4名


 新井研は,14号館8階において,横井浩史助教授,太田順助教授 と共に知能システム部門と呼ばれる研究室群を構築しており,普段の研究生活においては共に行動している.

 一方、新井教授は人工物工学研究センター(RACE)のセンター長を務めていることから、RACEでの研究としてサービス工学研究を行っており、その中でも「サービスのモデル化」を人工物工学研究センター下村芳樹助教授と,知的ロボットシステムの構築については浅間教授と連携して研究を進めている。よって,領域プロジェクト・卒論共に柏の人工物工学研究センターで実験や研究会を催す研究が提案されている.


研究室での生活、卒論の心構えなどはHomepageを参照されたい.知能システム部門では,

  • 7月 ミニ論発表会
  • 11月 先端ロボット合同研究会
を従来から行っている.この会合には100名を超える外部からの研究者・学生が参加して,発表と討議の良い場となっている.また,国内学会や国際会議での発表を積極的に行っており,その締切を目指して,がんばる体制が出来上がっている.

 

 

 

領域プロジェクト

新井研究室では,領域プロジェクトとして4テーマを提示し,各テーマ1名・研究室全体で3名を募集する.

領域プロジェクトの取り組み方として,次の4つの目標を掲げる.

  1. ミニ卒論: 取り組む時間の短い卒論として,問題の設定,先導研究の調査, 解決方法の探求,実験的証明などを一通り体験し,論文を書く能力を構築する.
  2. ソフトウェアと実験: 領域プロジェクトもできるだけ実験で手を動かすテーマを設定する. ソフトウェア開発の時間が実質長いが,最終的にモノを動かすことにこだわりたい.
  3. 作業時間: 領域プロジェクトは週2日の午後だけだが,我々はもっと長い時間, 共に生活し,共に討論する場を提供して,専門的な議論を楽しむ.
  4. ミニ論発表会: 毎年7月中旬に行ってきた新井・横井・太田研究室のミニ論発表会 (研究室の全構成メンバーが発表)を通じて,対外的に発表する.これを領域プロジェクトの 打ち上げとする.

研究に関連するHome Pages
技能のモデル化とロボット教示 研究室活動報告.作業教示研究の全般的な紹介


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卒業論文

卒業論文

新井研究室では,卒業論文として3テーマを提示し,各テーマ1名・研究室全体で4名を募集する. ただし,これらのテーマは2005年1月段階での設定であり,夏までには多少の変更が予想される.

新井研究室の卒業論文の取り組み方として,次の4つの目標を掲げる.

  1. 研究手法の習得: 卒業論文は研究である.もちろん世界で一つ,世界の最先端の研究を目指すが,しかし,まだ研究方法に関して十分な経験を有していない学生も多いことから,卒業論文は研究手法の習得にも十分な時間を割く. 例えば,卒業論文はコースの締切に1週間前に提出し,大学院生ならびに教官が精読し,誤字・脱字・図表現などの細かい修正から,論旨の構成まで指摘する.
  2. 共同生活:「同じ釜の飯を食う」といった雰囲気の研究室を大事にする. 季節の区切りにコンパを行い,皆でテニスを興じるなど,研究以外においても相互に協力し合う活動を行う.
  3. 先端ロボット研究発表会: 毎年11月第2週の土曜日に知能システム部門と外部の関連研究室で先端ロボットの合同研究発表会を行ってきた.4年生もこれに参加し発表する. これを卒業論文の中間評価とする. その他に,精密工学会の卒論発表会など対外的な発表の場に積極的に参加する.
研究スケジュールは概略次のように行う.
 9月入試終了  顔合わせ・研究開始
10月初め    研究会にて発表
11月中旬    中間発表  先端ロボット合同研究会
 1月上旬    卒論10分の1モデル提出
 2月上旬    卒業論文提出・試問
 3月中旬    学会卒業研究発表会(希望者のみ)

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