精密機械工学専攻 大学院年冬学期講義

「知的生産システム」2004年版


【更新情報】
 Date  Title   Contents
2004-Oct-31 A format of reports are set.   JIMTOF用のReportの書式をUploadしました.
2004-Oct-31 PPT files are uploaded.   講義で使ったPPTファイルを3回分,Uploadしました.
2004-Oct-26 Information on JIMTOF is announced. 大学院講義「知的生産システム」
学部講義「生産システム工学」
の受講生は,
   第22回 国際工作機械見本市 JIMTOF
を見ることを推奨しています.

●JIMTOFの開催概要 http://www.jimtof.org/jp/abo/index.html

切符を用意すると申し上げましたが, 学生は、入場無料 であることがわかりました.

学生の場合、入場無料ですが,必ず事前登録が必要です.(「学生証を提示すれば入場証」と29日まで書いていましたが,必ず登録してください.登録すると,バーコードが送られますので,印刷して,持参すること.


学生の事前登録は、インターネットで登録をします。
https://raijou.tokyoinfo.or.jp/jp/regist.html
の画面で「学生登録」をクリックすると、学生用の登録画面
https://raijou.tokyoinfo.or.jp/exhibitor/servlet/VisitorsRegist?JobID7
が表示されます。


Lecture-Title
科目番号    729-05
科目名      知的生産システム  Intelligent Manufacturing Systems
単位        2単位
時期        冬学期 金 10:05-11:45
場所        14号館146講義室
担当        新井民夫教授(精密)


●講義要目
講義内容(主題・要目・内容など) 

1.生産システム概論
2.生産システムの構成論 (1)設計システム
2.生産システムの構成論 (2)製造システム
2.生産システムの構成論 (3)保守システム
3.新生産システム (1)自律分散生産システム
3.新生産システム (2)ユビキタス生産システム
4.生産システムの事例研究 (1)大量生産システム
4.生産システムの事例研究 (2)個別生産システム
4.生産システムの事例研究 (3)最新事例
5.組立システムの知能化 (1)組立作業概論
5.組立システムの知能化 (2)組立手順の生成と制御
5.組立システムの知能化 (3)知的組立システム 

●教科書・参考書など
  プリントを配付
●必要とする予備知識
  特別な知識は要しない
●成績評価方法
  出席とレポート
●関連講義
 


●理解すべき事項
  機械系製品(加工組立型製品)を主な対象として,生産システムの計画・設計や運用・管理手法をシステム的視点で理解する

  生産システムは多くの異質の要素からなる複雑なシステムである.そこを製品・部品がシーケンシャルに流れる.本講義はシステム制御の立場から生産システム を捉え,生産管理手法,

●前提となる知識・項目
  生産加工方法ならびに設計方法に関する常識的知識.
  線形計画など生産管理に関する常識的な知識.

●応用先
  生産技術に関する基本的な知識と体系を講義するので,広範な応用先がある.
 


●関連する講義

学部講義として,システム創成学科には下記の講義がある.必要に応じて,取得することを推薦する.
  2年冬    設計情報システム
  3年夏    生産加工学
  3年夏    設計マネジメント
  3年冬    生産システム工学<当該講義と重複部分あり>
  3年冬    設計学
  4年夏    ライフサイクルデザイン
  4年夏    インダストリアルデザイン

大学院講義としては,精密機械工学専攻に下記の講義がある.取得することを勧める.

728-97 メンテナンス工学 夏学期 木 10:05-11:45 下村(人工物)
729-04 ライフサイクルデザイン特論 夏学期 月 10:05-11:45 木村(精密)
724-21 知能化生産システム 夏学期 水 14:45-16:25 光石(産機)割澤(産機)


○生産現場を知るために,見学会を講義内に設定している.見学についての詳細はホームページを参照すること.また,この講義の時間外に工作機械展(偶数年 度),ロボット展(奇数年度)への見学を推奨する.



●授業の方針
・生産システムを、シーケンシャルな制御システムと捉え,管理方法を習得する
・補足資料を配布して、主にプロジェクタを用いて説明する。


●参考書(テキスト)
□ 小西正躬ら著: 生産システム工学 −知的生産の基礎と実際―,朝倉書店 ISBN4-254-20502-3(2001) \2,900.
□ 藤本隆宏: 生産マネジメント入門T(生産システム編), 日本経済新聞社 \2,800.  
□ システム制御情報学会編 福島雅夫: 数理計画入門, 朝倉書店ISBN4-254-20975-4(1996),\3,600.
□ 人見勝人:生産システム工学 入門編,共立出版, 00/10, \3000

●関連参考書
□ ホロニック生産システム (HMSコンソーシアム編)  日本プラントメンテナンス協会, \2,000.
□ 日本機械学会編: 生産加工の原理,日刊工業新聞社ISBN4-526-04121-1(1998),\2,200.
□ 長尾高明,畑村洋太郎,光石衛,中尾政之著:知能化生産システム,朝倉書店,\4,725


●参考書(演習書)
□統合化CAD/CAMシステム(穂坂衛ら)オーム社 \5,900-


●講義ノートのリンク先
http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/~arai/lectu/SeisanSystemEng.html

●教官のリンク先
http://www.robot.t.u-tokyo.ac.jp/lectu/IMS/


●その他のリンク先
  工学系シラバス 本体 http://kss.t.u-tokyo.ac.jp/pgrad/Tsk01_03.asp?Code=729x05
 


●成績評価方法
  出席することが評価の前提となる。成績はレポートと試験による。
  半分以上の出席が成績評価の条件である.

●備考



■PPT-Files
講義で使ったPPTファイル
 回数  内容  ファイル  備考
 第1回  生産システム 概論   Lec-IMS01(ProdSys=Intro).mht  -
 第2回  生産システム 概論 構成   Lec-IMS02(ProdSys=Intro +Struc).mht  -
 第3回  生産システム 設計システム   Lec-IMS03(+DesignSys).mht  -
 第4回      -
 第5回      -
 第6回      -
 第7回      -
 第8回      -
 第9回      -
 第10回      -
 第11回      -
 第12回      -


【参考】2004年度「生産システム工学」 新井民夫教授担当
1.生産システムとは
2.機械(組立)型生産システム
3.生産システムの計画と設計 
4.生産システムの構築
5.生産システムの運用と管理
6.事例見学
7.生産システムと社会:循環型生産への展望

【参考】2003年度までの「生産システム工学」 毛利尚武教授担当
1.ものづくりの歴史:人類の作品とは
2.生産システムの概念:生産システムとは
3.生産計画と工程管理:大量生産方式から個別生産方式への回帰
4.生産量の決定方式:最適生産量とは?
5.在庫管理とジャストインタイム:日本は生産技術大国?
6.生産システムの最適化(最適化手法その1)
7.工場立地計画と非線形計画法(最適化手法その2)
8.生産機械の制御: 超高性能加工機械の中身
9. システム方程式とロボット制御:現代制御の恩恵
10. 形状情報処理の基礎:生産技術の計算機支援
11. 品質管理と計測情報:品質を支える技術とは
12. 加工の森羅万象:機械加工プロセスとエネルギー加工プロセス
13. 生産システムの未来:高付加価値化とグローバル化

■調査研究 Reportの形式
A4 横書き 左上隅綴じ
1枚目 右上 学生証番号 専攻名 氏名
           提出日 タイトル
【和文】
      本文を書いてよい
  文章をMin 2ページ Max 4ページ
  1ページには35〜44文字/行 30〜40行/ページ
  参考文献,参考資料をMax10ページ追加してよい(できるだけつける)

【英文】
  Main body of the report consists of 2 -- 4 pages.
  You can add refereces and optional information up to 10 pages.
  
●提出
  第1回 JIMTOFのReport  11月12日(金) 12:00