Message to Students
学生諸君へ,

君たちは大学生,あるいは大学院生だ.世界中で飢餓に苦しんでいる人,戦争に巻き込まれている人,差別に泣いている人,様々な苦しみに苛まれている人が多数居る中,自分の好きなことを学ぶことができるということだけで幸福なのだ.


このページからには,学生諸君に送るメッセージとして適切なものを集めてみた.それらは他のページからもつながっている.




    Arai at RoboCup 2003 in Padova RoboCup 2003 in Padova, Italyの会場にて

RoboCupは学生がプログラムを作る.だから,教授の出る幕はない.横で気をもんでいるだけであるが,それでも参加できることが楽しい.


学生に望む事

本学「工学部丁友会」(学生組織)が発行する「教官紹介」に次のように書いている.

モットー:人生は長くて,短い.一歩一歩着実に進みたい.

学生に対する要望:研究するのも勉強するのも自分である.人生に対してAgressiveであって欲しい.動くものを造る喜びを体験して欲しい.

4年になるまでに経済紙の全頁が理解できるようになることを勧める.このように書いていたら,金融就職が増えた.そこで)経済を理解した上で,製造業で活躍して欲しい. HomePageには多くの「学生に望む事」を書けるので,思い付くままに並べてみよう.

  • 講義:勉強を短時間にするなら,授業より教科書を読む方が良い.本の方が詳しく,かつ厳密である.しかし,興味をまだ持ち合わせていない教科を学ぶのは難行苦行である.そこで,時間的場所的に強制される授業を用いて勉学のきっかけを作る.それだけに授業では意味を捕まえるようにして欲しい.

  • Internship:システム創成学科にはInternshipの制度がある.3年の夏休みに企業で研究活動,生産活動に携わり,工学の実際に触れる貴重なチャンスである.それだけに是非とも企業内のそれも現実にモノを作っている場へ参加することを勧める.

  • 大学院受験:精密機械工学専攻の大学院受験では英・数・物理の3科目しか行わない.そしてこの3科目を大学院受験時にしっかり勉強する事は大変,貴重な体験となる.駒場で必要性を感じなかった数学や物理が,4年生になるとなぜか意味が分かるようになっている.大学受験時より単語記憶力は落ちているかもしれなくても,長文の理解力は増している.そんな自分を発見するためにも,大学院受験を勧める.


配偶者の選び方: 恋愛工学第1章
工学部は何時出来たか?
Henry Dyer The Henry Dyer Symposium報告
ヘンリーダイア胸像贈呈式
趣味論 私の趣味
Hitchi Hiker論

旅行論 旅行と滞在:趣味としての旅行

英国に留学して(未完成ー未接続):1979年のEdinburgh

好きな街(未完成ー未接続):街の印象を語ってみました.

スーツケースが出てこない(未完成ー未接続):チェックインした荷物が出てこないことで結構暗くなる.そこで,そんな体験を.

こんなこともありました(未完成ー未接続) :旅のトラブルです.
新しい分野への挑戦者へ 境界領域や複合領域の研究者の心得
   
   
   

リストマーク 元気にいこう.


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