東京大学内での活動


大学における管理運営は構成員である学生・院生,教職員が教育研究に従事するために,そしてまた,大学の自治を守るために極めて重要である.しかしながら,教職員の定数削減,学生数・大学院生数の増加などから学科・学部・専攻・研究科そして全学の業務は年々増大している.

精密機械工学専攻の教官の場合,いわゆる教室会議(専攻専任教官会議と学科教官会議を兼ねる)と大学院会議(専攻会議)が学科/専攻としての連絡協議決定の場である.加えて、学部教育はシステム創成学科となり,新井 民夫は知能社会システムコースに属しているのでこれもまた別組織としての管理運営を必要とする.

大学院工学系研究科ならびに工学部には, 工学系・工学部教授会,工学系研究科委員会,大学院常務委員会,代議員会,学部委員会,専攻長会議など工学部/工学系研究科全体を管理する組織と,各種具体的作業を担当する委員会があり,各教官は分担して管理運営活動にあたっている.

2000年4月からは人工物工学研究センターのセンター長を併任した.これは小職にとって大変有意義な職務であった.新しい工学を追求することと,その分野の構築のために適材適所の人探しをすることは大学にとってもっとも重要なことといえる.人工物工学研究センターについては,私のHomepage内にも参照してある.


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