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更新日: 2001年08月15日

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WindowsでOpenGLを使おう

OpenGLって何？

OpenGLは，グラフィックを描画するための3Dグラフィックライブラリです．C言語をちょっとだけしか知らない私でも，簡単にアニメーションをバリバリ書くことができるので，大変気に入って使っています．
また，機種に依存しませんので，ほとんどの計算機環境でも使用できます．私の作ったヘボプログラムのソースは，Unix，Linux，Windowsと様々な環境において全く書き換えることなくコンパイルでき，動作しています．
ということで，非常に便利でカッコいいデモができるので，皆さんも一度試してみてはどうでしょうか？
と知ったかぶりをしてしまいましたが，実は私はほとんど何もわからないので，詳しいことは，三浦先生のホームページか，三浦先生の本（三浦憲二郎著: OpenGL 3Dグラフィック入門[第2版], 朝倉出版, 2000）を見てみると良いかもしれません．

OpenGLのインストール

ここでは，Microsoft Visual C++を用いてプログラムを作成することを想定しています．

GLUTのダウンロード
SGIのホームページで最新のファイルを取得します．2001年8月15日現在では，glutdlls36.zipまたはglutdlls37beta.zipが最新版です．ファイルを解凍すると，glut.dll，glut.h，glut.lib，glut32.dll，glut32.libなどが作成されます．
ファイルのコピー
Windows 95/98/98SE/XP では，4つのファイルをコピーするだけでOKです．Windows 2000の場合には，C:\WindowsをC:\Winntに読み替えます．ただし，ここでは，WindowsとMicrosoft Visual C++は標準のディレクトリにインストールされているとします．

glut.dllをC:\Windows\Systemにコピー
glut32.dllをC\Windows\System32にコピー
glut.hをC:\Program Files\Microsoft Visual Studio\VC98\Include\GLにコピー
glut32.libをC:\Program Files\Microsoft Visual Studio\VC98\Libにコピー

これだけで，OpenGLが使える環境になりました．簡単でしょ？

プログラムの作成

コンソールアプリケーションとしてプロジェクトを作成し，作ったソースファイルをプロジェクトに追加します．
OpenGL関係のライブラリは，C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\VC98\LibにあるGlu32.lib，glut32.lib，Opengl32.libをプロジェクトに追加しておきます．
以上で，3Dグラフィックスが楽しめるようになります．

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